犬との良好な関係を築くには、愛犬にとって信頼できる飼い主さんでいたいもの。愛犬の気持ちを傷つけるような行動は避けたいですよね。
今回は愛犬からの信頼度を低下させてしまう飼い主さんの行動について、日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクターの荒井隆嘉先生にお話を伺いました。つい無意識でやっていた……なんてことがないようにチェックしましょう。
犬にウソをつく行為は、イタズラでも信頼度を下げるだけ
愛犬にウソをついてだます行為は、信頼度を下げることにつながります。しつけは飼い主さんと犬の信頼関係のうえに成り立つもの。ウソをつくと信頼度が低下してしまい、しつけに影響が出たり、指示を聞いてくれなくなったりする可能性があります。
愛犬に「飼い主さんの言うことを聞いてもいいことがない」と思われないよう、イタズラや遊びのつもりでも、愛犬をだますのはやめましょう。
犬を厳しく叱ると、飼い主さんが嫌われるリスク大!
犬を厳しく叱りながらしつけると、愛犬のストレスになってしまいます。飼い主さんのことを嫌いになるリスクも高いため、信頼関係を育むのには不適切です。
たしかに昔は、犬を厳しく叱るしつけ方法が主流でした。それは「いかに強い番犬に育てるか」を重視していたから。しかし今では犬との暮らし方が変わり、家庭犬である愛犬と幸せに暮らすことを第一に考える飼い主さんが多くなりました。
愛犬をしつけるときは、ほめながら行うのが合理的です。犬にとってストレスになりにくく、しつけを通して飼い主さんとの絆も深まりますよ。
愛犬からの信頼度を低下させる行動に注意しよう
犬にウソをつく、厳しく叱るなどの行為は愛犬からの信頼度が低下する可能性があります。ご紹介したポイントも参考にしながら、愛犬との絆をもっと深めていきましょう。
※『いぬのきもち』参照
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