日経ってなに?
テレビやネットで経済ニュースを見たりすると毎日「日経平均株価」って聞きますよね?
この言葉よく聞くけど、なんの平均なん?って最初なりませんでした?
まぁ、私には関係ないかとか言ってスルーしていません??(; ・`д・´)
ここで解決しましょ!!!ww
じゃあ、日経平均株価について話していくよ~!
日経平均株価とは?
日経平均株価とは、日本経済新聞社が、東京証券取引所第一部上場銘柄から選定した225銘柄から構成される平均株価のことだよ!
日本の株式市場の大きな動きを把握する際の代表的な指標だね。
投資信託や先物取引などの商品にも利用されているんだ!
インデックス投資として、日経平均株価に連動した投資信託なんかもあったりしますね~😌
日経平均とか日経225とも呼ばれているよ!
ほぼ毎日ニュースで出てきて、「今日は落ちたな~」とか「おっ、今日は上がった」とか思っちゃいますね~(*^_^*)
225社はどんな会社なの?
そもそも日本の上場企業数は知っていますか?
なんと・・・3,828社もあります!(R4.3.11現在、出所日本取引所グループ)
東証1部 | 東証2部 | マザーズ | JASDAQ スタンダード | JASDAQ グロース | Tokyo Pro Market | 合計 |
2,180 | 475 | 431 | 655 | 35 | 52 | 3,828 |
上場企業はこれだけあります!(*´з`)
で、日経225は・・・
東京証券取引所第一部上場銘柄から選定した225銘柄
から成っています(^^)/知っていましたか???
この225社の株価の平均が日経平均株価になるんですね~(*’▽’)
ちなみに
市場流動性の高い銘柄 と 業種のバランス
から選定されていますが、他にも細かく選定基準があるよ。
また、ずっとこの225社なのかと言われると・・・違います!!
なんと、入れ替えがあるんですね~🧐
日本経済新聞社が、定期的に組み入れ銘柄の見直しが行われているんだな!
この日経225の中でも、株価の高いものや低いものがあって、日経225に大きな影響を及ぼすものがあるんだ!
大きく影響を及ぼすものを日経寄与度が高いと言って、ランキングにもなっていたりするんだよ!
寄与度が高いものほど、変動(ボラティリティ)幅が大きくなったりするから気を付けないね!
ちなみにストップ高やストップ安も株価によって、幅が変わってくるんだよ!
今日の寄与度ランキングトップ3(R4.3.14現在)
(8035)東京エレクトロン 株価53,470円
(6857)アドバンテスト 株価8,330円
(7203)トヨタ自動車 株価1914.0円
「株探」というサイトで検索するとすぐにでもわかるよ!検索してみてね🥴
TOPIXとの違いは??
TOPIXという言葉もよく聞くよね!説明していくね!
日経平均株価と同じくらい聞く単語がありますよね!
そう!「TOPIX」です。よく聞きませんか?僕だけかな(;’∀’)
TOPIXは東京証券取引所第一部上場全銘柄(東証一部上場)を対象として算出している株価指数のことだよ!
東証一部全銘柄を対象としているため、日経平均株価よりも市場全体の値動きを表しているといわれますが、時価総額の大きな銘柄(大型株)の値動きの影響を受けやすいといった特徴があるんだ。
どちらも日本の景気や株式市場をはかる日本の代表的な株価指標になるよ!
日本の株式市場が生まれ変わる??
実は、日本の株式市場が変わるんだ!
説明していくね!
日本の上場企業の市場を説明したんだけど、実は、2022年4月から変わるんだ!
大きな変化になるから聞くだけ聞いてみて!
現在の5市場(東証一部・二部・JASDAQスタンダード・マザーズ・JASDAQグロース)が
3市場(プライム・スタンダード・グロース)に編成されることになったんだ!
プライム、スタンダード市場は、明確なコンセプトに基づいて、ガバナンス、売買がどれだけ活発に行われているかを示す流動性、利益水準、時価総額等の基準が決められているよ。
グロース市場は、より基準を緩め幅広い企業に上場機会を提供していくことになっているんだ。
<上場基準(形式基準)>
見直し前(市場第一部) | 見直し後(プライム市場) | ||
---|---|---|---|
流動性 | 株主数 | 2,200人以上 | 800人以上 |
流通株式時価総額 | 10億円以上 | 100億円以上 | |
時価総額 | 250億円以上 | 250億円以上 | |
経営成績 | 収益基盤 | 最近2年間の経常利益の総額が 5億円以上 | 最近2年間の経常利益の総額が 25億円以上 |
最近1年間の売上高が100億円以上、かつ 時価総額が500億円以上 | 最近1年間の売上高が100億円以上、かつ 時価総額が1,000億円以上 | ||
財政状況 | 純資産 | 10億円以上 | 50億円以上 |
~プライム以外の市場の簡単な基準~
スタンダード | ・東証二部やジャスダックに上場している企業 |
---|---|
グロース | ・東証マザーズに上場している企業 ・新しく上場する新興企業 |
投資家への影響は??
市場が改変されることで投資家へどのような影響が出るのだろうか?
市場再編によって、TOPIX(東証一部上場)に組み入れられる銘柄の条件が、
“東証一部上場”から、“プライム市場の流通時価総額100億円以上”
に変わる!
そのため、新しい条件に合わない企業(流通時価総額の基準を満たしていない300社ほど)は、TOPIXの組み入れから外されることになるのです!
これらの企業は、希望すればプライム市場に上場できますが、希望しなければスタンダード市場への上場となります。
この場合、実質的な降格にあたるので、TOPIXから外れた企業の株価は下がる可能性が考えられますね・・・
逆に・・・
現在東証二部やジャスダック、マザーズに上場している企業が、市場再編がおこなわれる前に東証一部に上場しておけば、プライム市場の上場条件に合わなくても、プライム市場に上場できるため、投資家からの注目が集まるため、株価が上がる可能性が考えられます!
市場改変後は、企業は、市場に留まる、もしくは、上の市場へと上がるために、成長せざるを得ない状況になります!
そのため、成長(流通株式時価総額)は株価×流通株式数で決まってくるので、株価を上げるためにIRの部署を作ったり、IRを強化したりする企業も増えていくでしょう。
※IR(Investor Relations)・・・株主や投資家に向けて経営状態や財務状況、今後の業績の見通しなどを発信する活動のこと
投資家に向けて、企業のことを積極的に知ってもらい、投資への意欲を掻き立てる状況が活発化するのではないでしょうか(*’▽’)
投資家(個人投資家)に対しては・・・
多くの企業が成長に向けて動き出すことで、投資のチャンスが増える可能性がありますね(*^^)v
今後はIR等でわかりやすく企業の情報をまとめた資料が出てくることも、個人投資家にとってのプラスの影響ですよね!
グロース市場上場企業に限ったものではありますが、上場にあたって企業には
『事業計画及び成長可能性に関する説明資料』
の提出が求められています。
企業のビジネスモデルについて詳しく書かれた資料で、業界での立ち位置や事業区分ごとの成長戦略がうまくまとめられています!
この資料により、今後の事業の方向性も見えて、投資家に合理的な投資判断を促すでしょう(´艸`*)
このように市場再編が、企業にも投資家にもプラスの影響を及ぼし、日本市場を活性化していこうということなんだ!
最後に・・・
長くなりましてすみません・・・
調べていくうちに知らないことがたくさん見えてきました(;^_^A
投資初心者🔰ですが、少しずつ成長していきたいと思います(*´з`)
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