♨️サウナに潜む4大リスク ♨️

日記・雑記🐤
サウナ男子
サウナ男子

サウナブームがきてますよねー!

サウナで『整える』って言葉も流行ってますが…サウナのリスクも知っときましょー👍♨️

一歩間違えればサウナはとても危険ですよ💦

「ととのう」という言葉が話題になり、ブームにあやかって私もサウナに行くようになりました!!

ただ、無理して立ちくらみや脱水症状一歩手前までなったこともあります💦💦

汗を出してスッキリ爽快に整うことや美肌やダイエット効果を狙う女性もいます(゚∀゚)

ただ、リスクもあることを理解した上でサウナを利用しましょう(*´艸`)

リスク① 高温~サウナは異常な超高温空間

1つ

「高温」の弊害です。

日本で一般的なドライサウナ(乾式サウナ)の室内は80~100度。鉄アレイを持ってサウナに入ったらヤケドしてしまうほどの高温です。

いわば特殊な超高温空間に身を置いていることを忘れてはなりませんよ🤔

人の体温は約36℃ですが、皮膚の表面で薄い空気膜が作られます。

その中で対流を起こすことで熱交換、温度調整、発汗調整をしています。そのためにヤケドしない、というメカニズムです!

人間は蓄熱体ですから体温が上昇し、調整機能にも限界があります。

長い時間のサウナはかなり危険な状態と言えます!

時間を決めて入ることをオススメします!!

低血圧状態で高まる脳梗塞、心筋梗塞のリスク

40度以上の温泉に入りながらウトウトと寝てしまうと、筋肉が固まり壊れる「悪性高熱症」となることがあります!!

頻脈や不整脈、代謝性アシドーシス、血圧不安定、呼気炭酸ガス分圧上昇・低酸素血症などが出現します。

その後急激な体温上昇(15分間に0.5℃以上、40℃以上の体温)が始まります。

ひどいときは1、2時間も意識を無くしてしまう、致命的な症状にも陥ります。

まさかサウナの高温で眠ってしまうことはないでしょうが、温泉の2倍以上の高温ですから、絵空事ではない「サウナの高温のリスク」があることを肝に銘じておきましょう。

気を失わないように気をつけてください( ̄∀ ̄;)

リスク② 超低血圧~高温で血管が広がった状態に

2つ

「血圧」の変動です。

高温の空間に身を置くことで、血管が拡張するため全身の血流がよくなりますが、視点を変えれば血圧は低い状態になっているのです!

降圧剤(血圧を下げる薬)を飲んでいる高血圧の人は特に注意が必要です。

普段からクスリで血管を広げ、血圧を下げているところを、サウナの高温でさらに輪をかけて血管が広がってしまいます。

収支血圧(=体の中の様々な仕組みの収支決算としての血圧)が極端に下がってしまいます。

心臓をとりまく冠動脈が狭くなっている方が、サウナでいきなり血圧を下げると、血管内で血液を送っている組織や細胞に血液が十分に供給されない状態(=虚血)を招きます。

虚血は酸素不足とほぼ同じで、心筋梗塞を起こすリスクが高まります。これは脳でも一緒です。

心臓が弱い方なんかは本当に危ないですよ( ̄∀ ̄;)

若い方でも十分に気をつけてください!

血管内で進む“異常事態”

また、末梢血管が広がると、心臓の狭いところから先に血液が回りにくくなり、狭心症発作を引き起こす可能性があります。

高血圧症、冠動脈狭窄症、狭心症の人がサウナに入るときには、できるだけ短時間で切り上げるなど、「超低血圧」に対する十分な注意が必要です。

サウナ出てからの水風呂も気をつけてくださいね!

無理は禁物です💨💨

リスク③ 脱水~「血管内脱水」で血管内はドロドロになる

3つ

「脱水」の危険です。

個人差はありますが、サウナは1回で300~400cc相当の水分が失われると言われています。

サウナ入浴を何回も繰り返し、一日で体重を2~3kgも落とす人がいます。

これは本当にやせているのではなく「血管内脱水」を起こしているだけです。

すなわち「血管内水分」が抜けているだけなのです。


痩せてはいませんよ( ̄∀ ̄;)


このためサウナ後にビールを飲んだり、水分をたくさん飲んだりすれば、元通りに戻ります。


心臓の弁に何らかの障害を抱える心臓弁膜症の患者さんには「利尿剤(=おしっこが出やすくなる薬)」を処方します。

心臓の負担を和らげるためです。

これも「血管内水分」を抜くというメカニズムです。

一番簡単なダイエットが「利尿剤」と言われることがありますが、サウナではこれを強制的にやっていることになり、健康的な方法ではありません。

水分補給が必須ですよ🚰

狭心症の人は「超低血圧」「虚血」「脱水」のトリプルパンチ

脱水した血管の中はどうなっているのか、考えたことはあるでしょうか。

血管内の血液量は体重65kgの人で5ℓ程度。このため血液中の水分が失われると水分減少状態(=血管内脱水)となって、血液粘稠度(=血液のドロドロ度)が高まります。

血液がドロドロに濃縮することによって高まるリスクは、脳梗塞や心筋梗塞、さらには痛風、尿管結石の発作のリスクです。

低血圧による虚血も伴っていますから、高血圧で降圧薬を服用している人、血管が狭くなっている人、狭心症の人は、「超低血圧」「虚血」「脱水」のトリプルパンチに見舞われていることになります。

本当に気をつけないと、命を落とすことにもなりかねません。

さらに怖いのは、脱水で腎臓に血液が行き渡らなくなることです。

これは、血圧が下がり脱水症状を起こす「腎前性腎不全」と呼ばれ、「尿細管」の障害など腎臓に少しずつダメージが蓄積されます。こうなると腎臓機能がなかなか回復しない場合もあるのです。

おしっこが真っ黄色になると危ないですよщ(゚Д゚щ)

リスク④ 悪玉高血圧~水風呂で一転「超高血圧状態」

4つ

サウナ後の「水風呂」の恐ろしさです。

健常な方でも「寒冷刺激」によって「交感神経反応」がおこり、手だけではなく全身の血管が締まり、血圧が急上昇して倒れてしまうことがあります!

急な血圧変化は危険です!!

「にわかサウナー」は要注意

サウナでバンバンに血管が広がった直後の水風呂では、「寒冷刺激」による「交感神経反応」で間違いなく、危険なほど血圧は上がっています。

何という血圧の激しい上下動でしょうか。

このような危険な高血圧状態を「悪玉高血圧」と呼ぶ内科医もいます。

どのくらい血圧が上がっているかは個人差があるでしょう。

サウナ後には「ぬるめのシャワーを頭から浴びてから水風呂に入る」「慣れてきたら半身浴」「さらに慣れてきたら全身」という段階を踏むようにしましょう!

サウナ大国であるフィンランドでは、「サウナに入るほど高血圧が治り、心臓病リスクも低下する」との真逆の調査結果もあります。

小さいころから慣れていて自己調節機能が働いているのでしょう。ベテランサウナーならまだしも、慣れていない日本人の「にわかサウナー」にはあてはまりません。

驚いたことに長い時間水風呂に入って、頭がグルグル回るのが気持ちいいと言う人もいます…

脳内から、セロトニンかアドレナリン、β-エンドルフィン、オキシトシンなど何か気持ち良くなる物質が出ているのでしょうが、急激な血圧の上下動が原因であることは明らかです。

これは甚だしく危ない状態です。

そのまま気を失って「あの世」に行くという恐れもありますよ…😈

心臓や血管に負荷をかけないための絶対ルール

サウナの健康効果を高め、「ととのう」と共存しているのが、血管の中で生じる数々のリスクです。

激しい血管の収縮を避け、負担をかけ過ぎない「血管を守るサウナの入り方」が健康で長生きするためには欠かせません。

1.血管の拡張をほどほどにするため、低温サウナで短時間を心掛ける

心臓の鼓動がバクバクしてきたら、それは血管が悲鳴を上げているサインです。

限界まで粘る必要はどこにもありません。

2.血管の収縮をほどほどにするため水風呂は短時間で

サウナ後に急に冷たい水風呂に入ると、全身の血管が締まり必ず高血圧になります。

血管が破れる、血管の血栓がはがれて詰まるなど、脳卒中や心筋梗塞のリスクも高まります。

体の芯まで冷え切ってしまうほど長く水風呂につかるのは、高血圧状態を加速させます。急激な温度変化、血圧変化を避け、半身浴、あるいは冷水シャワーがいいでしょう。

心臓や血管は「ととのう」の裏で悲鳴を上げている

3.血管内脱水を救うために、サウナ後には必ず水分補給を

心臓の血管(冠動脈)も脳の血管も2~3mmの太さです。

多少の収縮は大丈夫ですが、それでも水分補給は必要不可欠です。

気持ち良さが先行し、「ととのう」ことばかりが注目・強調されていますが、血管の中は別です。

まさか「血管内水分」が蒸発しているとは誰も思わないことでしょう。

そもそも「血液=水分」と認識している人はまずいません。

心臓や血管は気持ちいい発汗の裏で悲鳴を上げています。

こまめな「水分補給」こそ命を守る生命線です。

「血液には水分が満ちていて、サウナによる脱水で血液がドロドロになり、血管が細くなっている」ことを忘れないでください。

※『Tarzan』参照

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